近隣火事の被害

7年前に弊社で施工したイタリアンレストラン。ビルの1階にテナントさんが入り、2階より上部は住居になっているビル。

そう、そのお店の真上の住居で火災発生。ちょうど当日はお店が休みだったらしいのです。けが人などは無かったそうですが…

放水消火活動により…下階の客室内の天井やら壁から焦げ臭いにおいと合わせて漏水。壁や天井にはシミ跡。床には水溜り。

火災の場合の補償。実は出火元の保険には借家人賠償といい、その建物に対して損害を与えた場合に大家さんに対する補償はあるものの、隣人等へのモノはなく、それぞれが火災保険（家財等）をかける必要があり、その保険を使う事になります。

特にテナントの場合は、その内装や什器、設備等はテナント自信の所有となるためすべてが自己の保険でとなることが大半です。

今回テナントさんは什器・設備に対する保証は200万円のみで、休業補償の特約はついていませんでした。仮に原状復帰の費用が超えてしまったら？改修工事に時間がかかってしまったら？

そう！休業補償も含めて改め補償内容を確認してみる必要がありますね。

※保険の種類や特約により、記載した限りではございませんのでご了承ください。